ビットコインと中国の関係について調査してみた
こんばんは
仮想通貨にすっかりハマってしまいました。 仮想通貨が将来どうなっていくのかを考ようと思うと、やはり歴史から勉強しないとね!
ビットコインの価格の推移を見れば、ビットコインの歴史がわかる
仮想通貨=ビットコインではないんですが、現時点ではビットコインが歴史も長く、知名度も取引量も多い状況なのであえてビットコインを選んでいます。
本日はビットコインと中国の関係について調査してみた
ビットコインの価格の推移をみていると、中国の動きが相場に大きな影響を与えていることがわかります。 単純の中国の富裕層がビットコインを買っているということなんでしょう。実際に中国の方と会話したことないのでわからないですが、相場に影響があることからも見方*1としては間違っていない気がします。
1.ICO(仮想通貨を集める形式の資金調達)を禁止
ほうほう、規制をしたのかい。なぜだい?政治経済に目を向けてこなかったのでチンプンカンプンです。ちょっとずつ紐といていきましょう。
中国の当局は昨年9月にICO(仮想通貨を集める形式の資金調達)を禁止し、ビットコイン(仮想通貨)取引所を実質的な閉鎖に追い込んだ。 今年になり、今度はビットコインのマイナー(採掘業者)に対する規制を導入し、事業からの撤退を指示している。この影響は大きいものがある。ビットコインマイニングの約8割が中国国内で行われているからである。
2.規制の影響
中国が仮想通貨に対して厳しく規制する理由がわからなかったのですが、主に以下の2つのようです。 端的に言えば、中国の掲げる政策に対してメリットがないからということです。
資本流出を嫌がる理由ははっきりとしないですが、海外への5万ドル以上の送金を規制しているほどですから、規制の外で資本流出を好ましく思っていないのは間違いないと思います。元安への影響がありとの見方*2もあるようです。
予期せぬ資本流出で元安に傾く⇒資本管理がコントロールできない状態になってしまうのが嫌だ❕というなら合点がいきます。
中国では、資本管理は国家外貨管理局が担当省庁である。銀行経由の外為両替や送金は従来から規制され、さらに強化されている(今後、日系企業の収益送金も困難になる可能性がある)。 そこにビットコインを利用し、人民元を売却しビットコインに通貨のように両替するやり方が現れた。ネット上に存在し、ボーダレスに取引されるビットコインは、その性質上、実質的な資本流出である。そこで、中国当局はビットコインの取引所を実質的に廃止させた。
汚染問題
これは説明するまでもないですかね。中国がマイニングしなくなった場合の影響はどうだったんでしょうか。
安い金額でマイニングできなくなることでマイニングコストがマイナー報酬と送金手数料でペイしなくなると、送金時間が延びる、送金手数料が上がるということも十分考えられそうな気がします。
ちなみにマイニングコストの損益分岐点*3も当然存在します。(2019/4/22の記事)
暗号通貨市場でビットコイン価格は5,311ドル。マイナーの損益分岐点価格3,550ドルと今後のビットコイン価格の上昇の可能性を考慮すると、マイナーの堅調な収益性を示唆する。
中国では発電は石炭火力が多い。マイニング業務だけでも、アルゼンチン1国の電力消費量に匹敵するともいわれているが、それだけ大量に使うということは、二酸化炭素やPM2.5を大量に排出されるということである。これは大きな問題である
~おしまい~