仮想通貨のこれまで
こんばんは
仮想通貨のお話です。
弟から以前質問を受けたことがあって、当時調べたんですが、日常的にアウトプットしないので脳内リセット状態。 動画を見てて興味が惹かれたので、改めて気になったことを整理して記事にしました。
調べれば全部わかることなので新しい情報は無いですが、自分なりにまとめてみたりすることに意味があると信じてる✨
正式名称が暗号資産という名前になったようですが、聞き馴染みがないので本記事の中では仮想通貨で統一します。
仮想通貨の種類
種類は・・・たくさんあるので割愛。
仮想通貨の定義
Jコイン(みずほ、ゆうちょ、地銀で共同開発した仮想通貨)を調べたときに知ったのですが、3番目の定義が非常に重要でした。 円ペッグ通貨のステーブルコインを開発したとしても、完全に円と連動させてしまうと通貨建資産の扱いになってしまい、100万以上の取引は銀行を介さないといけないようなのです。
つまりどういうことかというと、1円=1Jコインの仮想通貨だと、仮想通貨の分類ではなくなってしまうのです!! 100万以上だからって銀行を介さなければいけなくなると仮想通貨のメリットがなくなってしまいますよね。。
結果、Jコインは約1円=1Jコインとなる仕組みが前提となっています。
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基本的にその国の政府に認められた通貨のことで、納税に利用できる。その国の中では、額面で表示された価値での決済の最終手段として認められている。
通貨建資産*2
この法律において「通貨建資産」とは、本邦通貨若しくは外国通貨をもって表示され、又は本邦通貨若しくは外国通貨をもって債務の履行、払戻その他これらに準ずるもの(以下この項において「債務の履行等」という。)が行われることとされている資産をいう。
仮想通貨の特徴
仮想通貨ごとに特徴があるので、主だったもの記載しました。 目的別に仮想通貨を使い分けるようなことになるかと思います。
- 決済スピード
- 決済手数料
- 匿名性
- 発行上限枚数
- マイニングの仕組みがある
- スマートコントラクト
仮想通貨が生まれたきっかけ
ビットコインはサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始されました。 もともと作り出されたもので、貨幣を担保する裏付けもなく価値がなかったのですが、10,000ビットコインとピザが交換されたことで初めて価値を持ったとされています。
有名になったきっかけは、キプロス・ショック*3*4。デファクト不安から資金がビットコインに流れました。 主要産業が金融業であったことも影響しているのかもしれません。
キプロス・ショックとは、2013年のユーロ圏によるキプロスへの金融支援において、支援の条件としてキプロスの全預金に最大9.9%の課税を導入することを2013年3月16日にキプロス政府とユーロ圏側が合意したことに始まる金融危機のことである。
ちなみにキプロスの場所はココ
主要産業は、観光業と金融業であったが現在は法人税の低さから実態のある会社の拠点を置く企業も増えている。 当時、キプロスは金融立国(オフショア金融センター)を目指しロシアなど海外からタックスヘイブン(租税回避地)として巨額の資金が集中、金融機関が巨大化していた。
〜おしまい〜
*1:https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/
*2:https://bitflyer.com/ja-jp/virtual-currency-act
*3:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
*4:https://imidas.jp/genre/detail/A-109-0123.html
*5:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B9