10000時間の法則は間違っていない!

ラグビー盛り上がりましたね!

私は世間で話題になった後から見始めた人間ですが、、、ごめんなさい

本日は、スポーツに関連して、今日は10000時間の法則について、紹介したいと思います。

私自身も高校~大学と弓道(和弓)をやっており、練習時間と習熟度(スキル)の関連性については持論があります。

ただ、最近巷で流行っている短期集中トレーニングでのスキル習得。

この理論と相反するのではないかという疑問をお持ちの人もいるかと思います。そのもやもやを少しでも解消できれば幸いです。

一万時間の法則 *1

本日の結論

  1. 最高効率を求めた後に地道な努力を

10000時間の法則が不要だけど必要だと考える理由

インターネットを調べれば、すぐにやり方がわかる時代。そして、お金さえ払えば短期間集中トレーニングもできる。

そんな時代に10000時間もちんたらやってられるか!というのはごもっともだと思います。法則を紹介した本も2009年に出版されているものですし、今とは時代が違いますからね。

スポーツを経験したことのある人は、すぐにピンとくるかと思いますが、なかなかうまくならない期間が一定期間あったのちに、いきなりこれだっ!という感覚が訪れて上手くなりますよね。

これはよくバケツに水を注いでいくことにたとえられます。効率よくやるということは、注ぐためのホースが太いとか水量がすさまじいということなんだと思います。

効率がいい ⇒ バケツに水がたまるのがはやい ⇒ 習得が早い

でも、どうでしょう。さらに次のステップに進もうとすると、また同じように時間(努力)が必要ですよね。

ここからが10000時間必要だと考える理由です。

そのスキルでちょっとお金を稼ぎたい程度であれば、それで問題ないと思います。

ただ、世間的に評価されるようなスキルに到達するにはその程度では足りません。バケツの水を3回も4回もいっぱいにしていかないといけません。

最初のころは色んなスキームを使って、効率よく身につけられていたスキルが、徐々に自分でやり方を探さなくてはいけなくなり、バケツに注いでくれるホースが細くなっていくんです。

結局、最後は自分で身に着けるための努力をしなければいけなくなります。これが私が10000時間の法則を間違っていないと考える理由です。

でもね、きっとそのころにはそのスキルを身に着ける勉強が楽しくなってるはずです。なんたって、他の人から尊敬されたりするレベルになってるのですから。

最初は勉強が面白くないので、最高効率で学習する。そのあとは、地道に努力する。そんな形が理想だと思う30歳サラリーマンでした。

~おしまい~

*1:マルコム・グラッドウェル氏が著書の中で紹介している法則。一万時間程度継続してそれに取り組んだ人は、その分野のエクスパートになるという経験則のこと。